技能試験
筆記試験に合格したら、続いて技能試験です。
技能試験の概要
技能試験は試験時間40分で、試験問題で指定された配線図通りに正しく施工できれば合格となります。
試験ではケーブルやスイッチなどの電気部品が配られますが、工具は自分で持っていく必要があります。
技能試験は、1か所でも「欠陥」と判定されると一発で不合格となります。緊張感ありますね。
「判定厳しい!」と思いましたが、確かに自分の家を施工してもらうときに「欠陥はあるけど7割出来てるのでまあOKですね」とはならないので当然かもしれません。
候補問題について
技能試験ですが、「一般財団法人 電気技術者試験センター」の公式ページに”候補問題”が13問掲載されています。
この13問のうちのどれかが出題されます。
つまり、事前に対策を打つことができます。
技能試験対策
書籍、Webなどいろいろ勉強方法があると思いますが、私は電気工事士試験用の工具セットを買ったらついてきた解説書と、連携するYouTube動画を使って勉強しました。
工具
DIYが趣味なので木工用の工具は持っていますが、電気工事となるとやはり道具も変わります。
Web検索してみると、HOZANという会社が電気工事士試験用の工具セットを販売しておりましたのでこれをAmazonで購入しました。(12000円)
(試験会場でもこの工具セットを持参されている方は結構いました)

練習用のケーブル、部品
練習用のケーブルと器具がセット売りされているものがありましたので、これもAmazonで購入しました。
「第二種電気工事士技能試験の練習材料セット(電線1回分+器具)」約15000円です。

私の場合は練習していてケーブルが足りなくなったので、追加でケーブルを購入しました。
このセットは元から候補問題から想定される長さに切断されており、問題別にパッケージされているので使いやすかったです。Amazonで8800円。

技能試験の練習
工具を購入したHOZANという会社ですが、「電工試験の虎」というYouTubeチャンネルを開設しており、工具の使い方や候補問題全13問の施工を解説する動画がアップロードされています。
私の場合は全面的にこのYouTube解説を頼りに勉強しました。
勉強に際して実際にYouTubeを見られた方はわかるかと思うのですが、解説の方のテンションが高すぎず低すぎず、ちょうどいいんですよね。
動画を繰り返し見ることになるので、意外と重要では?と思います。
前に述べたように、試験の候補問題は公式に13問公開されており、ここからどれか一つが出題されます。
とは言え、13問すべての結線を丸暗記することは現実的ではありません。
問題文の単線図(略図)から、「複線図」(実際の結線図)を確実に書けるようにしておき、それに沿って施工する必要があります。
さて、ある程度個別の作業を勉強してから、「通しで1問やってみよう」と軽い気持ちでトライすると1時間以上かかってしまいました。(実際の試験は40分)
これはまずい! というわけで夜な夜な練習に励みました。
練習を繰り返して、最終的にはだいたい7分くらいの余裕をもって施工が終わるようになりました。
欠陥基準について
技能試験では、一か所でも欠陥があると不合格になります。
どのような状態が欠陥であるかの基準が公式ページに示されており、事前の確認が必須です。
技能試験の受験
2022年の上期技能試験は7/24(日)に行われました。
技能試験ですが、「連用取付枠」を使ってスイッチを固定するという工程がありました。
私は複線図を書いた後、一番最初にスイッチの固定をしたのですが、緊張からかスイッチを奥まで差し込めていない状態で締め付けてしまいました。
まずい、と思って一度スイッチを取り外し、きちんと付け直したつもりで再度締めたのですが、またしてもスイッチが奥まで差し込めておらずやり直しになりました。
これには焦りました。
連用取付枠は金属をマイナスドライバーで変形させてスイッチ等を固定するため、緩めたり固定したりを繰り返すと破損してしまいます。
そしてもし破損したら最後、欠陥により試験不合格が確定します。(まだ試験が始まったばかりなのに)
そのため修正作業は超フェザータッチで行い、破損しないように付け直しました。
取り付けたスイッチをたたくとほんのわずかにカタカタする状態でしたが、これ以上連用取付枠に力を加えるのが怖いためそのままにしました。これくらいの微カタカタなら大丈夫なはず!
その後は配線作業に没頭するにつれて精神的に持ち直し、無事時間内に施工できました。
ただ、練習の際もそうなのですが結線が合っているのか、欠陥箇所が無いのか、自分で判定するのが難しいんですよね・・・
合格!
Webでの合格発表は8/18です → 合格しました!!
公式サイトで受験番号検索をすると「合格者一覧にあります」という謎の奥ゆかしい表現が。
これが表示されていれば合格です。

練習に結構時間を費やしたので合格してホントに良かったです。
合格通知は後日郵送されてきます。
ちなみに2022年上期の技能試験の受験者数は53558人、合格者数は39771人、合格率74.3% とのことです。
試験に合格したので、後は電気工事士の免状交付を残すのみです。
交付手数料が5300円かかります・・・
第二種電気工事士 資格取得にかかった費用
最後に、第二種電気工事士の受験に掛かった主な費用をまとめておきます。
・受験料9300円
・筆記試験テキスト「第二種電気工事士 筆記試験 すい~っと合格」2090円
・技能試験用工具セット(HOZAN) 12000円
・練習用のケーブルと器具 モズシリーズ 電線1回分+器具 15000円
・練習用のケーブル 追加購入 プロサポート 第二種 電気工事士 技能試験セット 8800円
・免状交付 交付手数料 5300円
(プラス交通費など)
合計:52500円

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