ハンドドリップコーヒーと聞いてどんな印象を受けるでしょうか?
「面倒そう」
と思う方が多いのではないでしょうか? 私もそうでした。
一見、面倒くさいと思われがちなハンドドリップですが、今では意外とこれが一番楽で美味しいと思っています。
私はコーヒーを飲みはじめて20年以上になります。
最初はお湯に溶かすだけのインスタントコーヒーでしたが、豆から挽いて飲む美味しさに目覚めてからは豆一筋です。
10年くらいコーヒーメーカーで淹れ、その後10年くらいハンドドリップで淹れています。
今回はハンドドリップコーヒーを推す記事を書きたいと思います。
また、ハンドドリップ時の面倒ポイントである、豆をグラインダー(ミル)で挽いた時の静電気対策についても記載しています。
ハンドドリップコーヒーのメリット
コーヒーメーカーと比較して美味しく入るのか?と聞かれると、それほど変わらないかもしれません(笑)。
ただ、以下のような良い点があると思います。
私の考えるハンドドリップするメリットです。
- 香りを楽しめる
-
自分で豆を挽くことで、豆の香りを楽しめます。
- 場所をとらない
-
コーヒーメーカーの場合は、当然ですがコーヒーメーカーを置いておく場所が必要です。
ハンドドリップでもドリッパーやグラインダーを置く場所は必要ですが、食器棚の中に納まるサイズです。
- すぐ出来上がる
-
コーヒーメーカーよりも完成までの時間が短いです。
「でも、完成までほったらかしにできない」と言われそうですが、ドリップ作業は習慣化してしまうと面倒に感じないものです(個人の感想)。
- 達成感
-
自分で作った感。
特に、美味しくできたときにうれしいです。 - 抽出時間などを自由に変えられる
-
「今日は蒸らし時間を長くとってみよう」とかいろいろ試せて面白いです。
ハンドドリップコーヒーの淹れ方
ハンドドリップコーヒーに必要なもの
ハンドドリップするのに必要なものです。
- ドリッパー
- フィルター
- グラインダー(ミル)
- 豆とお湯
ドリッパーは私は「カリタ102」を使用しています。
完全に気分的なものですが、プラスチックでなく陶器のほうが美味しそうに感じるので。
グラインダーについては、価格の割に本格的ということで評判の良い、「タイムモア C2」を使っています。
ずっと1000円程度のモノを使っていたのですが、変えてみるとやはり挽きやすいですし、挽いた粉の細かさも安定しました。
ハンドドリップコーヒーの淹れ方
ハンドドリップのやり方です。
まずコーヒーカップの上にドリッパー、フィルターをセットします。

次に、豆をグラインダー(ミル)に入れます。
豆の量について
バリスタのジェームズ・ホフマンさんによると、豆の量は好みによるが「水1リットルに対して豆60グラムが一般的」とのことです。
200ccに対しては12gということになります。
キッチンスケールで豆の重さを測ることを推奨されていました。(私は測ってません・・・)

グラインダー(ミル)で豆を挽いて、ドリッパーに粉を入れます。

少しお湯を入れて30秒待ちます(蒸らす)。
この蒸らす工程はやった方が良いです。
私は当初蒸らしをいい加減にしていたのですが、ちゃんと30秒待ってみると美味しく入ることが実体験としてわかりました。

お湯をのの字を描くように注ぎます。(1回か2回に分けて)
ドリッパーの土手に残っている粉にお湯をかけて落とします。

出来上がり!

ドリッパーは軽く水ですすいですぐ片づけます。
私としては、ストレスなくコーヒー生活を続けるためにそのたびに片付けて洗い物を残さないことが重要です。
挽いた時に静電気が起きないようにする方法
冬など、乾燥している時期にグラインダー(ミル)で豆を挽くと、粉が静電気でグラインダーにくっついてしまいます。
こうなると、粉をグラインダーから振り落とすのが大変です。
これを解消する技があります。
静電気を発生させないようにする方法
豆を挽いたときに静電気を発生させないようにするには、ミルに入れて挽く前に
①豆を容器に入れて(私の場合は写真のようにドリッパーの中でやっています)
②スプーンの柄などに水をつけて(私の場合は指です)
③豆をかき回すようにする
と効果的です。

おわりに
ハンドドリップコーヒーについて、「意外とこれが一番楽で美味しい」ことをPRしようと思ったのですが、ただの淹れ方の記事になってしまった感があります(笑)
楽で美味しく、香りも楽しめるハンドドリップコーヒー、いかがでしょうか?
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