ステンシル

塗料とスポンジを使ったステンシル方法です
目次

ステンシルとは?

ステンシルとは、文字やデザインをくりぬいたシートを塗装したいものの上に置いてシートの上から塗料を塗ると、くりぬかれた部分だけが塗装されるというものです。(私は「所さんの世田谷ベース」でステンシルを知りました)

既製品であってもステンシル塗装すれば自分だけの一品に生まれ変わります。

写真はギターの機材ケースにステンシルでバンド名を入れたものです。

ギター機材ケースにステンシル

ステンシルのやりかた

この記事では塗料とスポンジを使った失敗の少ない方法を紹介しています。

スプレーを使う方法だと塗りすぎてシートの隙間に液が入ってしまったり、最終的にスプレー缶を捨てる作業が面倒だったりするので、私の場合はもっぱらこの方法でやっています。

必要な道具の準備

①ステンシルシート
②塗料
③スポンジ
④マスキングテープ

①ステンシルシート

ステンシルシートは、文字がくりぬかれた既製品が売られていますので、それを使用してももちろんOKです。

ステンシル

シートを自作する場合はクリアファイルを切り抜いて作る方法が定番です。
100均でも「ステンシル用シート」が売っていました

100均の「ステンシル用シート」

半透明のシートなので、ステンシル用シートの下に文字やデザインを置いて、油性ペン等で文字をなぞります。それをカッターでカットすればステンシルの型が出来上がります。

ちなみに、私が自作ステンシルでよく使っているのは
「OHPシート」
「マスキングテープ素材のシート」
です。どちらもインクジェットプリンタでパソコンから直接印刷できるのが利点です。

また、ステンシル用のフォントも無料のものがweb上に色々あります。(私が良く使うのは「Boston Traffic」です。)

注意:マスキングテープ素材のシートの場合は繰り返し使用ができません

②塗料、③スポンジ

ステンシルの塗料については対象に塗れれば自由に選べますが、個人的に気に入っているのが、

「nuro(ヌーロ)」

です。水性なので絵の具のような感覚で使えて、取り扱いも簡単です。

水性塗料ですが、鉄・木材・紙・発砲スチロール・プラスチック・コンクリート 等いろいろなものに塗ることができます。また、色のラインナップも豊富です。

スポンジは台所スポンジでOKです。

④マスキングテープ

塗装をしたくない部分にはマスキングテープを貼ります。
また、ステンシルシートを対象物に貼り付けるのにはマスキングテープを使用します。

マスキングテープ

ステンシル塗装例

既製品のステンシル型(一部自作)を使用してスヌーピーの看板を作成

ステンシルしたい木材に、ステンシルシートをマスキングテープで貼り付けます。

スポンジの上に塗料を出します。塗料は伸ばしてスポンジに染み込ませるようにします。
(手が汚れないようにゴム手袋をして作業するのがおすすめです)

ステンシルシートをスポンジで繰り返しポンポン叩き、少しずつ塗料を載せていきます。
※一気に塗るのではなく、繰り返し叩いて少しずつ濃くしていくのが良いです

スヌーピーの厚紙が家にあったので、カッターで切り抜いて自作のステンシル型を作成しました。
同様にスポンジでポンポン叩いて塗ります。

完成!

スヌーピーの名言(?)
Dogs could fly if we wanted to..
もし望めば犬だって飛べるんだ…

より。スヌーピーは飛んでいる絵にした方が良かったかもしれません。

自作ステンシルシートでホームページのロゴを作成

ホームページのタイトルロゴを作成するため、レンガブロックにステンシル塗装しました。

レンガブロックと、作成したマスキングテープ素材のステンシルシートです。
インクジェットプリンタで印刷できる素材だったため、パソコンから印刷した後カッターで文字をカットして自作の型を作ります。

レンガにステンシルシートを貼り付けます。
塗料をスポンジにつけて染み込ませます。

塗料をつけたスポンジで上からポンポン叩いて塗ります。
ここでも一気に塗るのではなく少しずつ塗料を載せていきます。

乾かした後、ステンシルシートをはがします。

完成!

当サイトの題字に使用しました。

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