SPF材って何? (+SPF材で簡単にDIYできるツール紹介)

SPF材は、(ほぼ)どこのホームセンターでも売られていて、安くて加工がしやすいためDIYにも使いやすい木材です。

また、SPF材は2×(ツーバイ)材という規格で売られています。
2×4(ツーバイフォー)、2×6、・・・など。

この記事では、SPF材、2×4(ツーバイフォー)材って何?という方に向けて、DIYに使うメリットや注意点を解説しています。

目次

SPF材とは?

SPF材とは、Spruce(スプルース)、Pine(パイン)、Fir(モミ)の3種類の針葉樹の木材のことを指します。
これらがまとめてSPF材と呼ばれています。

これらの木は成長が早く加工が容易なので、建材に利用されてきました。
このため、2×4(ツーバイフォー)などの建材由来の規格で売られています。

2×材には以下のようなサイズ(厚み×幅)があります。
知っておくと設計時に役に立ちます。
・2×4材(38mm×89mm)
・2×6材(38mm×140mm)
・4×4材(89mm×89mm)

なお、長さはフィートで規定されているため
910mm、1820mm、2438mm、3000mm・・・
となります。

SPF材のメリット

価格と入手のしやすさ

SPF材は他の木材に比べて安価で、ホームセンターで簡単に手に入れることができます。
価格の点でもDIYerの味方です。

扱いやすさ(軽量・加工しやすい)

SPF材は軽量で、やわらかく加工しやすいためDIY初心者でも取り扱いやすいです。
初めてのDIYにも適しています。

SPF材の注意点

強度と耐久性が低い

SPF材は他の木材に比べて強度と耐久性が低いです。
そのため、使用する場所や用途に注意が必要です。
特に屋外での使用時には、防虫・防腐処理を施すことをお勧めします。

屋外での使用注意と言いながら、私はウッドデッキをSPF材で作ったことがあります。
屋外用の塗装(「キシラデコール」)を施しましたが、そのままノーメンテナンスで5年経過すると、写真のように劣化します。

屋外・ノーメンテナンスで5年経過したSPF材

屋外で長く持たせるためには定期的に再塗装するなどメンテナンスが必要です。(メンテナンスをサボった奴が言うな)

SPF材でウッドデッキを作成した記事は以下です↓

反り、ねじれ

SPF材は反り、ねじれがあるものが多いです。

ホームセンターで購入する際には、できるだけまっすぐなものを選びましょう。
(ちなみに私の経験では、ホームセンターによって反り材が多い店とそうでないところがあります)

2×4材を使って簡単にDIYを楽しめるツール紹介

ツーバイ材(2×4材)を利用した手軽なDIYが可能となるツールの紹介です。

ディアウォール / ラブリコ (賃貸物件DIYの味方)

「ディアウォール」、「ラブリコ」はどちらも2×4材や2×6材を使って、壁に穴を開けることなく柱や棚を作ることができるツールです。

柱を作るというのは、突っ張り棒を床と天井に入れるイメージです。
これにより、賃貸でも壁面に棚や壁掛けテレビの設置を実現できます。

カットした木材を準備すればあとはジョイントしていくだけなので、電動工具などを持っていない方でも手軽にDIYできます。

ツーバイフォーベーシック (2×4basics)

ツーバイフォーベーシック(2x4basics)はアメリカ発のDIYキットで、2×4材を使って様々な家具や構造物を簡単に作れるというものです。

2×4材をジョイントできる「シェルフリンクス」を使えばDIY初心者でも半日で棚などを作れます。
幅や高さを決めて、木材をカットすればあとは組み合わせるだけです。


ツーバイフォーベーシック シェルフリンクス ブラック 高さ:約7.5cm 2×4用 棚作成樹脂フレーム(5118433)送料別 通常配送

おわりに

自分の好きなサイズで棚などを作るのは、既製品には無い楽しさと達成感があります。

SPF材はホームセンターで最も手軽に手に入れることができる木材です。
D・I・Y(どうなっても いいから やってみる)の精神で何か作ってみてはいかがでしょうか。

ゼロから作るのは不安というDIY初心者の方も、まずはツーバイフォーベーシックなどのツールを利用してDIYしてみるのが良いと思います。

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