ちなみに「R56」はMINIがBMW傘下となってから2世代目の車です。
スピーカーはドアに2つ、後部座席の横に1つ(これが左右にあるので合計6個)付いています。
今回交換したのは下の写真の中央付近のスピーカーです。
なかなかぴったりの大きさのスピーカーがないんですが、パイオニア(カロッツェリア)製の「TS-H101-BM」が10cmスピーカーだったので交換にトライしました。MINIクーパー R56はちょっと前の車ということもありスピーカー交換の情報が少ないため、きちんと取り付けられるかの確証がないのですが、まあなんとかできるだろう、といつもの通り楽観的に考えます。
(そして、結果的にはやはりそのまま取りつけられず(笑)、スピーカーブラケットの片側をカットしたりして何とか取り付けました)
ドアの内張りを外す(助手席側)
まずは助手席側から、ドアの内張りを外します。
最初にドアノブの周りの部材を外しておく必要があります。ドアノブの下に写真のようにピンが刺さっていますので、これを引き抜くことでドアノブ周りの部材が外れます。
ピンを引き抜く際は周りにマスキングテープで傷を防止しつつマイナスドライバー等を使っててこの原理で浮かして引き抜きました。
ピンが抜けたら、ドアノブ周りの部材が外せます。(写真残ってません・・)
続いて内張りを外します。内張りはドアに対してパッチン止めになっているので、ドアと内張りの間に内張りはがしを突っ込んでてこの原理で外していきます。
力加減が難しいんですよね。ピンが折れそうで怖い反面、ある程度思い切ってやらないと外れません。
内張りが外れました。
純正スピーカーの取り外し
まずMINI純正のスピーカーを外します。
星形の「トルクスねじ」でねじ止めされていますので、トルクスねじ用のドライバー(T20)を使ってねじを外します。
スピーカーが外れました。MINIの純正スピーカー裏には「D&M PSS 4Ω」と記載がありました。
コネクタのカプラーを取り外します。
ここで荒技(笑)。
コネクタのカプラーが合わないので、リード線を直接はんだ付けしてしまいました。
(はんだ付け後のリード線はテープで巻いて絶縁)
スピーカーの取りつく台座部には、スピーカーキットに付属していたスポンジを貼り付けます。
スピーカー取り付け
さて、購入したスピーカーを取り付けるのですが、最初に記載したようにそのままではスピーカーブラケットの形状が合いませんでした。
写真のように、スピーカーブラケット上側はそのままねじ穴と位置が合って使えます。
下側はブラケットをカットしてしまうことにします。
金切りばさみでカットしました↓
ただ、こうするとスピーカーを上側のねじだけで固定することになるので、固定強度が不十分です。
ではどうしたか?と言いますと、写真のように元のねじ固定の箇所にワッシャーを挟んで、ワッシャーでスピーカーを固定しました。
↓ 結構薄氷です(笑)
内張りを元に戻します。これで助手席側は完了です。
運転席側
運転席側についても助手席側とほぼ同じ作業なのですが、内張りを取り外すにあたりドアノブに加えてミラー操作部分の取り外しが必要です。
次の写真のように周りに傷防止のマスキングテープを貼って、マイナスドライバー等を隙間に差し込んで外します。これもある程度の思い切りが必要です。
ここまでくれば後は助手席側と同じです。スピーカーのブラケットをカットして取り付けました。
スピーカー交換後の音質は?
正直なところ劇的には変わりませんでしたが、音の輪郭がはっきりクリアになりました。
今考えるとウーファーも交換すれば良かったです。今後気が向いたら交換したいと思います。
余談ですが、この作業は真冬にやったため激烈に寒くて凍えました。車をいじるなら春か秋ですね・・・
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